
師匠の誕生日に送った一通のメッセージから始まった、約3時間にわたる有意義なチャット。この対話から、パソコン通信の時代から現代のソーシャルメディアに至るまで、デジタルコミュニケーションの変遷とその影響についての私の考えを再評価する貴重な機会となりました。
アハ体験:新しい世界への扉
特に印象的だったのは、師匠がなぜパソコン通信を始めたのかという動機です。
それは、単なる情報収集やコミュニケーションツールとしての利用ではなく、新しい世界への好奇心とアハ体験に対する渇望でした。
このエピソードは、新しいテクノロジーやサービスに人々を引き付けるためには、単に機能性だけでなく、新鮮な発見や驚きを提供することが重要であるという発見をもたらしてくれました。
※アハ体験とは、ドイツの心理学者カール・ビューラーが提唱した心理学上の概念で、未知の物事に関する知覚関係を瞬間的に認識することを指します。
例:
・勉強中に、長年理解できなかった数学の問題が突然解ける。
・仕事中に、新しいアイデアが思い浮かぶ。
・読書中に、今まで気づかなかった本の真意に気づく。
・人との会話の中で、誤解が解けて互いに理解し合えるようになる。
人との出会いから生まれるアハ体験
物や技術だけでなく、人との出会いからもアハ体験を得ることができるという事実に気づきました。
クリエイティブな人々との出会いは、新たなインスピレーションの源泉であり、自己鍛錬を通じて魅力的な人物になることが、望む人々との出会いを実現する鍵だと考えています。
人間関係の拡張:舞台活動から得た学び
デジタルコミュニケーションの進化は、人間関係の構築方法にも変化をもたらしています。様々な活動を通じて人間関係を広げる経験から、人間関係のさらなる拡張を改めて自身の目標に設定しました。
ビジネスの世界においても、創造的なプロデューサーとビジネスのプロデューサーが協力することの重要性を改めて認識しました。
文化の変遷と消費行動の問題点
一方、カルチャーの変遷や現代社会における消費行動の問題点について。
インスタントに消費される文化や、感情だけを提供するコンテンツの増加に対する私の懸念は深まる一方です。私たちは、深い学びや人間関係の構築に時間をかけることの価値を見直す必要があると考えます。
アハ体験を提供することの重要性
最終的に、新しいサービスやコミュニティを創出する際、アハ体験を提供することの重要性を深く認識しました。
デジタルコミュニケーションの進化がもたらす機会を最大限に活用し、より充実した人間関係を築くことが、私たちの目指すべき方向です。
まとめ
デジタルコミュニケーションは、単なるツールではなく、私たちの生活や人間関係を大きく変革する可能性を秘めています。
アハ体験を提供し、深い学びや人間関係の構築を促すようなサービスやコミュニティを創出することで、より充実した社会を実現することができるでしょう。